お試し暮らし体験者レポート
迷ったら試してほしい、お試し暮らし!
- お試し暮らし体験者
- I さん
- 単身
- 関東地方
お試し暮らしを利用したきっかけを教えてください。
私はお試し暮らしを利用した頃は神奈川県で母と暮らし、関東に拠点を持つ会社で働いていました。ちょうどそのころの会社では7~8年勤めて、少し転職も意識していました。
そこで全国のあらゆる地域の求人を紹介しているサイトを見ていたときに、北九州の企業をたまたま見つけて、そこに映っていた関門海峡の景色に惹かれてエントリーをしたら、最終的に採用いただけたことがきっかけです。
北九州市には知り合いもいない状態だったので、内定を貰う前に「とりあえず北九州市に行ってみよう」と思い、東京の有楽町、交通会館にある『ふるさと回帰支援センター』に相談に向かいました。そちらで移住に関する情報を聞いているときに、門司港ゲストハウスポルトでお試し暮らしができることを知ったんです。
ちょうどお試し暮らしをする時期に就職も決まりましたので、門司港レトロを観光したり、町の雰囲気を感じながら、住む家を探すことができました。
ポルトに泊まったことで、北九州を舞台にした漫画を女将さんが教えてくれたりと、北九州についていろいろ教えてくれて。ホテルに泊まるよりもたくさんの情報を知ることができました。
滞在中はどのように過ごされましたか?
二泊三日滞在しましたが、基本的には家探しをしながら、役所で移住支援の話を聞いたり就職先に挨拶に行ったり、周りの環境を調べたり。
スーパーやお店を見つけるためにたくさん散歩もしました。夜中に距離を図るためにけっこう歩いて、遠いところまで行ってしまう、ということもありました。
商店街や門司港レトロを旅行気分でエンジョイできました!
銭湯もポルトの近くにあって利用していましたね。銭湯、好きなんですよ。横浜で暮らしていたときもよく行っていました。
常連のおばあちゃんたちにこの近くに移住することを伝えると、地元ならではのお得情報や家具が安く買えるお店を教えてくれました。一緒にフェイスパックをしながらたくさんお話しして、銭湯での親睦で門司港には素敵な人が多いなと感じたことを覚えています。
たまたま行った喫茶店で、地元の方が空き家を紹介してくれたこともありましたね。結局その空き家には住みませんでしたが、北九州には出会いがたくさんあるなぁ、と感じました。
神奈川では団地に住んでましたが、隣の人も知らなくて。会ってもあいさつしないことも多いです。北九州の方はみんなあたたかくて親切で、安心できます。
実際に移住する際も、移住相談員の大野木さんや銭湯のおばあちゃんたち、喫茶店のおじさんなど、みんな良くしてくださいました。
ポルトの女将さんが教えてくれた居酒屋さんでは、食べたメニューすべてが美味しくて!また北九州のお刺身醤油について教えてくださったりもして、北九州グルメへの興味は増すばかりです。
お試し暮らしを利用してみてどうでしたか?
ポルトは観光地、住宅地ともにアクセスしやすい立地で値段もお手頃。古民家を改装した建物には読書スペースもあって、ゆっくり時間を過ごせる空間でした。
一番ありがたかったのは洗剤なども普段から使えそうなものだったり、ドライヤーだけでなくヘアアイロンもあったり。アメニティが充実していてうれしかったです。洗濯機があるのもいいですね。配慮が行き届いているので、普通に宿泊施設として知人にオススメしたいです。
今後は北九州でどういう暮らしをしていきたいですか?
せっかく北九州にきたので、九州のおいしいごはんを食べたり観光したりしたいと思います。
北九州を拠点にすれば、九州各方面はもちろん山口県へも行きやすいので、いろいろと巡るのが楽しみです。家に配達の八百屋さんが来るサービスもあるようなのでそちらも利用してみたいですし、地域の方と一緒に持ちつ持たれつ、のような関係で暮らしていけたらなと。
都会にはない親密さや助け合いが新鮮すぎて、こんなに良くしてもらえることに正直びっくりしています(笑)。
少しずつでも町のみなさんからいただいた優しさを行動で返していければと思っています。
移住に関しては本当に移住支援金やお試し暮らし制度が背中を押してくれました。制度がなかったら移住していないかもしれません(笑)
最後に移住を検討されてる方に一言
迷ってる方はぜひ試してみてください。きっと北九州を好きになりますよ。今のところいい思い出しかないです!