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移住者インタビュー

もっと北九州のことを知って、今度は自分が伝えることができたらいいなと思っています。

2024.09.19
移住者
村上 さん
  • 村上さん
  • 30代
  • 埼玉県から
  • Iターン

○移住のきっかけを教えてください

幸子さん)両親が北九州市出身なのですが、父が大学で東京に出てきてそのまま東京に就職し、私が生まれたときは静岡県に住んでいました。5歳までは静岡、その後神奈川県に引っ越しましたが、結婚を機に埼玉県に移りました。両親は定年後に北九州市に戻ってきており、それで自然と北九州市に目が向いたというのはありますね。

勝平さん)私は物心つくまでは東京に住んでいて、3歳くらいからはずっと埼玉県に住んでいました。なので北九州市には縁もゆかりもないのですが、実は私の方から北九州市への移住を提案しました。北九州市はコンパクトシティと表現されるように、海もあって山もあって商業施設やお店も充実していて、家族で何かしようと思ったときに大体のことは実現できそうだな、楽しい思い出がたくさんつくれそうだなと思ったんです。

コロナを機に転職したことで仕事にも縛られなくなったし、妻の両親がおり「すぐ近くに頼りやすい人がいるのはいいな」というのも大きかったですね。

○北九州ではどんな仕事をされていますか?

幸子さん)夫と3年前にデザイン事務所を起業し、ブランディングとデザインのお手伝いをしています。もともとはウェブ制作をメインにしていたのですが、あるとき夫がロゴに興味を持ち、そこから、「デザインに至る前のところ、お客さまの想いやそれまでの会社や事業ができるまでの背景などが大事だよね」という話になって、マーケティングを含めたお手伝いを始めました。想いを言葉にしたりわかりやすい形にしたりして、そこからデザインをしていっています。

勝平さん)将来的には、前職で建築の仕事をしていた知識を活かして内装のブランディングなどトータルでプロデュースしていくことも考えています。一括でお手伝いすることで一気通貫したものができあがり、お客さまも安心して任せていただけるのではないかと思います。

○北九州市に住んでみていかがですか?

(お気に入りの図書館にて)

勝平さん)前に住んでいたところは関東で、東京に出ようと思えば出られるんですが場所によっては2時間くらいかかっていました。出られなくはないけれど、出づらい。北九州市は美術館や図書館に行くのも気軽にできて、できることの幅が広がりました。

それと、個人事業主としていろんな人に会いに行くとみなさん親切ですね。お客さんとしてお店などに行ってもみなさん親切だな、と。子どもを連れていると目を向けて話してくれたり、心地よい距離感で声掛けしてくれる人が多い印象です。子連れだと周りの目を気にすることもありますが、一言声をかけてくれるとすごく居心地が良くなりますし、あったかさを感じます。

幸子さん)お医者さんにもそれを感じます。混んでいたとしても説明が丁寧だし質問にも嫌な顔しないし、よく話を聞いてくださいます。いろんな科を回っていますが、どのお医者さんも親切です。あとは、交通公園だったり海の見える公園があったり、公園は多いだけでなく個性もあって楽しいですね。

○北九州市に住んでみて、移住前と変わったことはありますか?

(お子さんがお気に入りのASOBLE)

幸子さん)行きたい場所が増えましたね。イベントも多いし魅力的なお店もたくさんあって行ききれないくらい。保育園や小学校の連絡帳に地域のイベントのチラシを入れてくれるので、助かっています。移住前は毎週ショッピングモールに行って「何しよう」みたいな感じだったんですが、北九州では興味があるイベントがあればそこに行ったり公園に行ったり、行くところがたくさん増えました。

勝平さん)個人事業をやっているので、商工会議所がすごく充実していて助かっています。それぞれの専門家がセミナーをやったり税務や法律相談などができたり、イベントや交流会もあって楽しいし、横のつながりもできました。スタートアップをすごく応援してくれますね。

○今後について考えていることはありますか?

勝平さん)仕事面で言うと、北九州の仕事を中心にしたいと思っています。お客さまの仕事がうまくいくことを目指す仕事なので、そういったお客さまが増えれば街自体が活気づいて、みんなが住みやすいということに繋がっていくと思いますし、仕事と言いつつ自分たちの生活面もより豊かになっていくのかなと。

プライベートなところで言うと、まだ福岡県以外の九州に行ったことがないんです。県内も北九州市と宗像市、福岡市にちょっと行ったくらい。北九州は関東も行きやすいし山口も近いというのもありますが、高速があったり鹿児島も新幹線が繋がったり、九州圏内もすごく移動しやすくて本当にどこでも行きやすい場所だなと思います。

幸子さん)住んでみて行きたいところがたくさん増えていて、北九州を家族で日々好きになっています。積極的にいろんな人と話したりいろんなところに行ってみるということを自分たちでどんどんして、もっと北九州のことを知って、今度は自分が伝えることができたらいいなと思っています。昔は修羅の国みたいなイメージもありましたが、「じゃあ今はどうなんだろう」という正しい情報をまず自分が知りたいと思いますし。偏ったイメージでせっかく北九州がすごく合う人が他にもいるかもしれないのに、機会損失になっていたらもったいないので、いいところを伝えていきたいですね。

○お休みの日は何をしていますか?

(北九州市立美術館)

幸子さん)図書館に行ったり元気の森に行ったりリバーウォークに行ったり、あちこち出かけています。美術館も、子どもが無料の日があってそういう日があると子ども連れでも行きやすいので嬉しかったですね。中でも子どもはASOBLEや元気の森がお気に入りみたいです。私は本がすごく充実しているし居心地がいいので図書館が好きです。毎週行くくらい、すっかり習慣になってしまいました。隣の子ども図書館も、はだしで入れるフロアがあってとても居心地がいいです。

勝平さん)移住前に家族と行って移住後はまだ行けてないんですが、動物が好きなので到津の森に行きたいなと思っています。園内はアップダウンもあるんですが、座りっぱなしの私たちには運動になっていいかなと思うので、年パスを買って気軽に立ち寄ったり散歩に行きたいですね。そういえば、北九州に来て歩くことが増えました。以前は駅は近かったんですが駅まで行っても特に何もなく、ベッドタウンなので目的地がないというか。北九州は歩いてどこにでも行けるし、徒歩圏内に色々あって歩いていて楽しいです。

○北九州市に住んでみて、住む前と印象は変わりましたか?

幸子さん)実際に住んでみて感じたことが二つあります。一つ目は、地元愛の強い人が本当に多いんだなということ。みなさんが北九州のことを楽しそうに話してくださるので、そのおかげで私たちもこの街を好きになれるし、どんどん好きになっていくんだなと思います。

二つ目は、おいしいものが好きな人が多いなということ。北九州の人と話すと、美味しいお店やおすすめのお店を教えてくれるし、一度は話題に食べ物のことが出てきます。「北九州は材料をつくっている人と距離が近い」という話を聞いたのですが、まず食べることが好きな人がいて、美味しいものをつくる環境もあるんだなと。それは新しい発見でしたね。

勝平さん)地元愛が強いということに関して言うと、歴史的な建造物も大事にしているなと感じます。歴史や街に興味がある人が多いですし、歴史好きな人にもおすすめな街だと思います。

○北九州への移住を考えている方へのメッセージ

(北九州市立美術館内の様子)

勝平さん)北九州市はやっぱりいろんなものが全部ちょうどいい街だなと思います。ちょっと車を走らせれば緑が多いところもあれば都市部もあって、人との距離感もちょうどいい。人も街のつくりもちょうどいいので、居心地がよく感じる人が多いのではないかと思います。

幸子さん)商工会議所が充実しているのもありますが、私が市の「Woman Will 北九州」に参加させていただいたときに参加者の方が「ウーマンワークカフェというのもあって女性でも起業がしやすい環境だし、何かを始めようと思ったときに始めやすい」とおっしゃっていて、男女問わず、起業や事業を始めるのにもいい場所なのではないかと思います。

移住前はどうやって北九州市の情報を得たらいいか、人間関係をうまく築いていけるのかという不安があったんですが、北九州に来てちょっとまわりを見てみたら意外と見つかって、気づいたら北九州の情報も人間関係も広がっていたという感じです。『バーチャル北九州市』もその中の一つですね。私たちもまだそれを積み重ねていっている途中ですが、これから北九州に来てくれる人がいるなら、そういうところからちょっと勇気を出せば絶対それを受け入れてくれる人たちがいっぱいいます。見つけたものからちょっと勇気を出して一歩踏み出してみてほしいと思います。

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