3人のご関係について教えてください

河部さん）僕は2023年8月に小倉北区にオープンした『DELTA Village』というカフェ兼ゲーミングスペースを運営している『株式会社DELTAマネジメント』という会社に勤めています。『株式会社DELTAマネジメント』は2019年にeスポーツのプロチーム『DELTA ESPORTS』を発足したのですが、三人とももともとは『DELTA ESPORTS』のチームメンバーで、そこからデルタの業務にも関わるようになりました。

移住のきっかけを教えてください

河部さん）僕は兵庫県姫路市の出身なのですが、もともとゲームを通じてDELTA ESPORTS代表とは知り合いで、『DELTA Village』がオープンする際に「手伝ってくれないか？」と誘われたんです。当時はフリーランスで活動していたので「せっかくなら行ってみようか」と、縁もゆかりもない北九州市にやってきました。

斎藤さん）僕は北海道の札幌市出身です。2023年の4月に『DELTA ESPORTS』に入ったんですが、代表に『DELTA Village』のことを聞いて。僕はまだ学生で当時は千葉の会社でインターンをしていたのですが、そちらを辞めて北九州市に来ることに決めました。今年の春から正式に入社します。

中村さん）僕は広島県の廿日市市の出身で、18歳から専門学校に行き、その後携帯ショップで働いていました。やりたいことが思っていたのと違う、ということに悩んでいた時期にDELTA ESPORTS代表と知り合い、チームに入ることになりました。『DELTA Village』がオープンするときに僕も招待してもらい、実際にチームの雰囲気をみることができたのですが、みんなやりたいことができているなと感じて。
僕もやりたいことが仕事にできるなら、と北九州市に来る決意をしました。

現在はどのようなお仕事をされていますか？

河部さん）『株式会社DELTA マネジメント』では、プロeスポーツの運営や、学校と協力してeスポーツに関わる教育を行ったり、eスポーツに関するイベントなどを行っています。僕は株式会社DELTAマネジメントの社員兼、DELTA Villageの店長も担っていますので、お店全般に関わる仕事以外に、資料づくりやチームの運営サポートも行っています。

斎藤さん）『株式会社DELTAマネジメント』で行っていたメタバースに関わる事業を、『株式会社DELTAプラス』という別会社として今年3月に立ち上げることになったのですが、そのメタバースをつくるのが中村の仕事です。僕は『株式会社DELTAマネジメント』と『株式会社DELTAプラス』両方の運営といった感じです。

北九州市の印象はいかがですか？

斎藤さん）こわい町と聞いていましたが、まったくそんなことはないですね。治安面は実際住んでみても気になりません。

中村さん）東京とかだと、狭い部屋でも家賃が4万円くらいしますよね。でも北九州市は同じ家賃でも10畳くらいの広さがあったりして、そういう意味での住みやすさがありますね。

河部さん）来る前は多少怖いイメージもあったし、どのくらい都会なのかも分かりませんでした。でも来てみると、田舎過ぎず都会過ぎず、とても暮らしやすいです。物価も高くないし、家賃も安いし、山や海などの自然もあって、本当に住みやすいと感じます。

〇移住を検討している方に一言

斎藤さん）千葉にいるときは地震が多かったんですが、北九州に来てまだ一度もない。そのストレスがないというのは本当に大きいです。
それに、北九州市はJRもモノレールもあって、交通の便が優れていると感じます。小倉から博多駅までは新幹線で15分ほどですし、今、韓国が人気ですが北九州空港からは直行便もある。国内外問わずいろんなところに行けるのが魅力的だと思います。休みの日などに行く場所がないということもないしどこにでも行きやすいので、気軽に引っ越してきてもいいんじゃないかな、と思います。

河部さん）本当に、北九州市に来て後悔することはないと思いますので、移住を検討されている方は気軽に来てもらえたらと思いますね。

中村さん）小倉城や門司港など観光する場所も多いし、漫画の聖地だったり、イベントもそれをやる場所も多くていつも各地でいろんなことが行われています。あとは、クリエイターとして参考になる建物も多くて、まちの風景が観ていて飽きないし、歩いているだけでも発見があったりと本当に魅力的だなと感じます。環境面などまちの問題に対してすぐに取り組む姿勢も感じられて、住民としても安心感があります。
悩んでいる方は一度来てみて、体験してもらえたらと思います。