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移住者インタビュー

両親と娘が近くで過ごせるように、Uターン移住を選びました。

2023.03.24
移住者
森 さん
  • 福岡出身
  • 東京圏から
  • 30代
  • 子育て

移住したきっかけを教えてください

せいこさん)私たちは夫婦ともに福岡県の出身で、2人とも大学進学のため上京し、大学卒業後、東京で就職。その後結婚し、子供が生まれて2年ぐらい経ったときに、新型コロナウイルスが流行しました。夫はもともと地元のことが好きで「いつかは福岡に戻りたい」と言っていたので、この時が移住を検討する丁度いい機会だと思いました。週5日のフルタイム出勤が当たり前だった世界から、会社や職種によっては場所を選ばず仕事が可能になったので、逆に「このタイミングを逃してはいけない!」と直感的に思いましたね。

私たちのようにコロナ禍で「自分の人生で大事なもの」について改めて考えた方も多いと思います。私の場合は子どもが2歳と小さかったこともあり「両親が近くにいる子育て」が思い浮かびました。また、東京で頑張っている地方出身の方はみんな少なからず心の中に「地元への想い」もあると思います。私たち夫婦はたまたま二人とも移住が可能になる会社・職種だったこともあり、北九州市に移住することができました。

翔悟さん)僕は3兄弟で全員が東京に進学し、就職もしました。両親が3人東京に出してくれたことに感謝しつつも、長い間両親の近くに誰もいないということに少し思うところがありました。コロナによって「明日がどうなるか分からない」ご時世になったからこそ、娘と両親が近くで触れ合える期間が少しでもあれば、お互いに良い刺激・思い出になるのではないかと考えました。
それから北九州市に移住してちょうど1年経ちましたが、両親には彼らなりの生活や環境があり、自分が両親に対して心配していたことは杞憂だったと思うこともありました。しかし、娘も両親も、確実にみんなの笑顔が増えたので移住して良かったなと思っています。

東京にいた頃と北九州の暮らしに違いはありますか?

翔悟さん)子どもの遊べる環境が充実していることですね。自分が子どもの時は子どもの目線でまちを見ていましたが、Uターン後は気にするポイントが親の目線になりました。親の目線で探すと、気軽に遊びに行ける施設や自然がたくさんあり、子育てがしやすいことに気づきました。人気の遊び場でも混雑しすぎていないこともストレスフリーです。

移動手段でいうと、東京では電車やバスが多いですよね。交通費に結構お金がかかっていました。その点、北九州での移動は車が主流です。駐車場代も東京と比べるとかなり安く、生活費にかかるコストのトータルで考えると、車の維持費もそれほど高くは感じません。

何より車を持つことで、福岡県内はもちろん、九州全体へと行動範囲が広がります。気軽に家族で旅行に行くハードルが下がりました。子供が小さくても、移動の苦労が少なく、色々な思い出がつくれています。各場所の駐車場が広いことも、車初心者の自分が助かったポイントです(笑)。

門司港へお出かけした時の様子
(門司港へお出かけした時の様子)

せいこさん)山や川がまちの風景の中に当たり前にあって癒されたり、少し足を伸ばせば、きれいな海もあります。あとは、新鮮な野菜が安く買えたり、親戚から畑で栽培した新米をもらえたり、食べ物が美味しいので幸福度が上がりました。

都会の風を感じたいときは、小倉駅の商業施設やTHE OUTLETS KITAKYUSHUに行っています。おしゃれなアパレルブランドやカフェなどもあり、さっと行ってリフレッシュしています。

その他、北九州に来て驚いたことは、夜とても静かなことです。部屋の電気を消すと真っ暗になることや、騒音が聞こえないことが本当に嬉しいです。移住前に住んでいた場所が大きな道路に面していたこともあり、そのころと比較すると余計に住環境の良さを感じましたね。

翔悟さん)北九州で生活される皆さんは、どこか心に余裕がある気がします。東京は人口が多く、様々な場所から色んな人が集まっているため、刺激や楽しい事が多い一方、日々変わる景色や情報の多さに余裕がなくなることもあると思います。一方で、北九州は都会すぎず田舎すぎないので、自分たちのように余裕を持って子育てしたい方にはちょうど居心地が良いのだと思います。

ご家族で山登りをされた時の様子
(ご家族で山登りをされた時の様子)

昔住んでいたときと今住んでみての印象はいかがですか?

翔悟さん)20年前くらい前との比較になるのですが、個人的には治安が良くなったと思います。普通に住んでいても、今現在で気になること・不安になることはありません。

せいこさん)歩行者の方がドライバーを気遣って横断歩道を走って渡るなど、歩行者も普段車を運転する側だからこその目線を持っていて、優しさがあるなと思いました。小学生達も元気が良く、近所の子が気軽に挨拶してくれたり、娘に話しかけたりしてくれます。公園で遭遇すると、一緒に遊ぶこともあります。地方ならではのコミュニティが生きている感じがします。

公園で遊ぶ娘さんの様子
(公園で遊ぶ娘さんの様子)

北九州の強みを教えてください

せいこさん)北九州に住んでいても、JR特急ソニックで博多駅にも40分前後で行けるので、福岡市内の職場勤めにも対応できる点ですかね。私は基本リモートワークですが、たまに福岡市内に出社しています。東京近郊では毎日2時間通勤している方も珍しくないので、北九州市内から博多に行くこともそんなに労力ではないと感じてもらえるかと思います。
そして何より、家賃や食費、駐車場代など生活にかかる費用が安い点が「ちょっとした心の余裕」にもつながると思います。

北九州への移住を考えている方へのメッセージ

翔悟さん)東京で夫婦だけで子育てをしていると、ちょっとしたスキマ時間も中々取れませんでした。「ちょっとジムに行きたい」「ちょっと映画を観に行きたい」「ちょっと髪を切りに行きたい」など、自分のための時間に罪悪感を感じながら、また、妻には頭を下げながら…のように(笑)。

子育て世代のUターン希望者の方で、「自分の親も余裕がありそうだ」という方は、親の近くで暮らし、時には子育ても頼ることで生活にとてつもない余裕が生まれるかと思います。自分のために使える時間が増えることで、心の余裕が生まれ、子どもやパートナーに対して以前より少し優しくなれた気がします。

また私は、一時は親元や北九州と離れていたからこそ適度な距離感を大切にできているのではないかと思います。曽祖父母にひ孫の七五三の姿を直接見せられたことなど、家族の近くにいるからこそできましたし、かけがえのない「今」を選択して良かったと思っています。

せいこさん)自分は「東京で頑張って給料を上げないと」とプレッシャーに感じすぎていた部分もありましたが、こういう時代だからこそUターン移住というのも「豊かに生きるための選択肢の一つ」だと考えを変化させたことで、新たな生活を始めることができました。北九州市はとても住みやすい場所なので、良かったら検討してみてください!

娘さんの七五三の際にご家族とのお写真
(娘さんの七五三の際にご家族とのお写真)
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