移住者インタビュー
旅行だけではわからない、暮らしてみて感じた魅力が、移住の決め手でした
- 移住者
- 磯貝 さん
- 東京都出身
- Iターン
- 30代
- 起業
移住したきっかけを教えてください
私は生まれも育ちも東京なんですが、バイクが好きで、山口県の角島にツーリングに来たときに、看板に「九州」の文字をみて、「行ってみよう」と思い立ち、海を渡ったのが初めての北九州市訪問でした。
20代の頃にネット上のコミュニティで気が合い、仲良くなった友人が北九州市に住んでいたのですが、小倉駅でふと、その友人のことを思い出したんです。連絡をしたところ、時間をつくって会ってくれて、その日以来、年に数回、定期的に北九州市に通うようになりました。
北九州市を訪ねると、友人がいろいろなところに連れて行ってくれて、現地での暮らしを体感することができました。旅行だけでは分からない、北九州市の良さがありましたね。
ただ、いざ引っ越しをしようと思うと、都内から出て生活するイメージがわかなくて。北九州市のことは、気に入っていたので、お試し居住制度を使い、滞在時に家を決めて、北九州市に移住することになりました。
北九州に来てからお仕事はどんなことをされていますか?
元々ゲーム関係のプログラミングの仕事をしていて、その後はフリーランスでプログラミングの仕事をしていました。
コロナ前からフルリモートで、基本的に自宅で作業することが多かったので、リモートワーク自体、問題はありませんでした。
移住後も、初めはフリーランスで働いていましたが、しばらくして、法人化しました。現在は、サーバーのプログラミングやオリジナルPCゲームの開発をしています。北九州で起業したからには、現地で挑戦している人とつながり、自分もどんどんチャレンジしてみたいですね。
北九州の好きなところはどんなところですか?
日常の中で「これいいな」と思うことが、たくさんあるところですね。例えば、皿倉山や洞海湾など自然豊かなところもいいですし、小倉の都会や黒崎の飲み屋街なども楽しいです。ご飯もおいしく、スーパーで買い物するだけでも、魚がまるっと売ってあったり、安かったりと「いいな」と思うことがたくさんあります。
また、八幡東区の東田地域に行ったときに、空がめちゃくちゃ広いなーと感じました。東京だとビルが多く、空があまり見えないので、そうしたことが積み重なって、北九州市をとても気に入っています。
それと、東京にいた頃は電車が苦手で、地方の車社会なところも気に入っています。自宅のある小倉南区から小倉までのちょっとした移動や、休みの日のドライブが好きですね。
車だけでなく、飛行機や新幹線などの交通機関が整っているため、大阪や東京、沖縄など日本のいろんなところにも行きやすいというのも本当に便利だと思います。
移住を検討している人に向けて一言
まずは一度来てみてほしいですね。お試し居住制度があるので、来やすいですよ。説明できない魅力も多く、空の広さも実際に見てみないと分からないと思います。
数日間で見て回る観光よりも、長期滞在する中で初めて知ることができることも多いです。地域のスーパーに立ち寄ってみて、食材のおいしさに気付いたり、北九州市ならではの休日の過ごし方を体験したり、私は地元の友人に会って、滞在してみて、気づくことができました。
是非皆さんにも北九州市に滞在してもらい、旅行では知ることができないところを感じてみてほしいと思います。