移住者インタビュー
やりたいと思ったことを周囲から応援してもらえる環境です
- 移住者
- 今村 さん
- 九州出身
- Iターン
- 20代
移住したきっかけを教えてください
僕の地元は長崎県の諫早市で、大学を卒業するまでそこで生活していました。学生時代はアメリカに半年間留学して海外の文化に触れ、帰国後は長崎のゲストハウスで働いていました。その時に、長崎の街を自転車で回りながらツアーを行うプロジェクトがあったのですが、僕もがっつりと関わり長崎の街のことに詳しくなりました。ただ、長崎の街を知るほど、一度外から長崎を見てみたいと思うようになりました。そこで、就職のタイミングで長崎を離れて働いてみようと考え、福岡市と北九州市を候補に選びました。
僕はインテリアや雑貨など、部屋の中の雰囲気が物の力でガラリと変わることが好きで、それに関わる仕事がしたいと探していたところに、若松区の企業と出会い、就職を機に、2022年の春に北九州市に移住をしました。
現在はどのようなお仕事ですか?
若松区にあるインテリアや雑貨を扱う商社に勤めています。会社としてはソファやベッド・椅子や机などの家具、キッチン用品などを海外から仕入れ、全国のホームセンターなどに流通させていますが、僕は品質管理の部門で働いています。商品の中にはどうしても不良品が出てしまうものがあるので、そのチェックと、再発防止のための改善の提案や指示することが主な仕事です。自分が提案した商品が改善されて返品率が下がるなど、結果が表れたときにやりがいを感じます。
北九州市に来る前と来た後で印象の変化はありましたか?
もともと来るまでは治安が悪いイメージがありましたが、実際に来てみるとそんなことはなく、過ごしやすい街だと思っています。また、新しいことにチャレンジしやすい土壌があると感じています。もともとDJに興味があり、やりたいなと思っていたところ、DJブースを貸し出しを行っているお店を紹介してもらい、実際に機材を触ったり、イベントしたり、チャレンジさせてもらう機会をいただけました。やりたいと思ったことを周囲の人から応援してもらえる環境は、とてもありがたいです。
お休みの日はどのように過ごされていますか?
休みの日は決まって何かをするわけではありませんが、最近だとフラっと門司港を散歩したり、山登りしたり、気になっていた本を読破するなど、様々です。先日は古本市にて本を出品し、売り手としての経験を味わいました。北九州に来ないとできなかった経験ができ、ワクワクしています。
仕事をしている平日よりも、休みの日の方が活発に動いているかもしれません(笑)。
今後はまだ見ぬ景色やグルメを求めて、街中をさまよいながら、お休みを満喫したいと思っています。
今後の目標などあれば教えてください。
今やっているダンスやDJの活動の幅を広げていきたいなと思っています。いまは出版関係の仕事にも興味があるので、そうした取り組みに関わる機会があれば手を挙げて、経験してみたいと思っています。同世代の仲間と一緒に何か新しいことができたらいいなと思っているので、北九州で仲間を見つけて、面白いことにチャレンジしていきたいです。
移住を考えている方へ一言
北九州は、ほどよく都会で、ほどよく自然にも近く、色んなニーズを満たしてくれる、そんな場所だと思います。美味しいご飯もたくさんありますよ。
怖い印象も持たれがちな街ですが、勇気を持って周囲の環境に一歩踏み込めば、あたたかく迎え入れてくれること間違いなしです。やっぱ北九州が1番っちゃ!