移住者インタビュー
文化的な部分に対する受け入れもあり、これからの未来に希望が持てるまちだと感じます。
- 移住者
- 鶴橋 さん
- 千葉県から
- 自営業
- Uターン
- 2023年4月移住
移住のきっかけを教えてください
コノミさん)私の実家が北九州で、高校までは戸畑区に住んでいました。その後、関東に行き、結婚して直近までは千葉県で暮らしていました。しかし、北九州にいる母の病状が悪化し、2022年の年末に北九州市に夫と相談して戻ってこようと決めました。
2023年の1月にはお試し居住を利用して北九州に来て、まちの雰囲気を見ることができました。それから実際の家を探そうと調べていたのですが、夫婦ともに絵を描く仕事をしていたり、猫を飼っていたりしたため家の条件がいろいろとあり、家探しには苦労しました。
しかし、バーチャル北九州市で家探しの相談をしたところ、移住相談員の菊池さんが「若松区がいいんじゃないですか?」と若松で活動している“ワカマツグラシ"を紹介してくださり、問い合わせてみることにしました。すると、偶然にも高校時代の知人が関わっていることがわかり、物件も見つけることができ、今年の4月に引っ越すことになりました。
若松での暮らしはいかがですか?
ヨシタカさん)とにかく人が優しいなと思います。コンビニにしても、ドラッグストアにしても店員さんがすごく親切で。この前行ったお店では、欲しいたばこの銘柄がなくてどうしようかと思っていたところに、親身になって商品を提案してくれました店員さんもいらっしゃいました。こんなことは関東ではなかったので、とても親切だなと感じます。
あと、若松は行政関係の各役所や病院なども徒歩圏内に固まっているので生活する中でもとても便利です。美術館やショッピングモールも車で20分圏内にはあるので、充実していると思います。
コノミさん)若松はリゾートっぽい雰囲気も感じられますね。ハイキングをしようと思えば近くに山もありますし、海も身近にあるので釣りもできます。私たち2人ともアートに関する仕事をしているので、そうした自然の景色からも刺激がもらえます。
ヨシタカさん)そうそう、景色もすごくいいと思います。僕はレインボーブリッジよりも若戸大橋の方が好きです(笑)。あと、すぐ近くに高塔山公園もあって、夜景がとても綺麗ですごく良いなと思います。
子育ての環境はいかがですか?
コノミさん)北九州市の子どもに対しての医療体制の充実度は、すごいと思います。関東で暮らしていたときは、急に子どもの体調が悪くなっても診てもらえる病院が少なかったのですが、北九州市は子ども救急があり、とても安心です。北九州市が子どもを大事にしようという気持ちがすごく伝わってきます。また、関東では待機児童の問題などもありますが、北九州は、保育園も預けられる環境でいいなと思います。
※10年以上連続 待機児童ゼロ(年度当初)。詳しくはこちら
移住を検討されている人に一言
コノミさん)特に首都圏で生活をされている方は、一回来てみてほしいですね。東京と比べてちょっとしたところでのコストが全然違います。東京だと駐車場の料金もとても高いですが、こちらだとそんなこともありません。
東京は憧れの土地というイメージがありますが、普段の生活のコスト面、まちの人とのリアルなふれあいなどは、地方ならではの良さだと思います。
北九州市は、課題も多いと言われがちですが、このまちをどうしていくか、改めて考えてみると、とても未来があると思います。北九州は、文化的なものに対する受け入れもすごくあると思いますし、クリエイティブなものは、地方にこそ面白いものが生まれると思います。ぜひ一度来て、感じてもらえたら良いと思います。