移住者インタビュー
移住がきっかけで叶った夢を生きています。
- 移住者
- 倉内 由美子 さん
- 書店オーナー
- 宮崎県出身
- 30代
- 2014年3月移住
移住のきっかけを教えてください。
私は、宮崎県出身で大学進学を機に福岡市内に出てきました。そのまま福岡市内で働いていましたが、2014年に北九州市の「リノベーションまちづくりセンター」という会社の求人を目にしました。
昔から建築を見るのが好きで、興味のあったリノベーションというワードに惹かれて転職を決意。転居を伴う転職でしたが、学生時代に訪れた時に感じていた北九州市の持つ空気感や雰囲気が好きだったので、不安よりも期待を抱いて移住してきました。
現在はどんな仕事をしていますか?
ナツメ書店という本屋のオーナーをしています。ここにある本はすべて私が選んだものです。一般の書店に流通してない書籍や、地域の印刷物なども取り扱っています。私は本を読むことが好きで、本屋をやることが夢だったんです。
遠い夢だと思っていましたが、北九州市へ移住したことによって叶えることができました。在籍していた「リノベーションまちづくりセンター」のオフィス兼図書室スペースをつくらないかとの提案を周りから頂いたのがナツメ書店のきっかけです。
前職ではリノベーションスクール(※)という実践型スクールの広報、会社の事務や経理などをしていましたが、2016年4月からは独立して、現在に至ります。
※リノベーションを通じた都市再生手法を学び、実践する場です。
今後の目標を教えてください。
ナツメ書店では、本の販売だけではなく、イベントや読書会なども行っています。ここに来れば何かに出会える場所にしていきたいと思っています。
私は環境を変えて、人との出会いに恵まれてこの仕事に就くことができました。福岡市にずっといたら、叶っていない夢だったかも知れません。北九州市は自分の人生や生き方を変えてくれた特別な場所。夢や目標を持っている人に対して応援してくれる人が多く、人と繋がりやすい街です。街の雰囲気もとても気に入っていますし、本を持って出かけたくなるような素敵な公園もあるんですよ。
この街にあって良かったと思って頂けるような本屋になっていきたいです。