移住者インタビュー
時の流れがゆったりとしているのに、利便性がよいところに居心地の良さを感じます

- 移住者
- 伊藤 さん
- 20代
- 海外から
- Uターン
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移住のきっかけを教えてください
出身は北九州市で、小学校4年生くらいのときに一度大宰府に引っ越し、その後ベトナムのハノイで中学卒業までを過ごしました。中学までは日本人学校があるのですが、その後の就職も含めてどうするか考えたときに、元々ものづくりがすごく好きだったので、ものづくりに関われるような学校はないかなと探していて、「北九州市に高専があるじゃないか」と思い当たりました。
そうして高専入学を機に北九州市に帰ってくることになり、卒業時にどこで就職するかを考えた時に「家族と一緒に過ごしたい」という思いがあったので、福岡、特に北九州で働くということを意識しました。かつ、エンジニア職を目指したい考えていたときに、現在働いているカラビナテクノロジーとの出会いがあって。
自分が所属しているモバイル事業部の事業部長が北九州高専出身で、当時会社紹介で高専に来てくれたのですが、その方が本当にオールマイティーで、目指したいエンジニア像だったので、ここで働きたいなと思い、卒業と同時に2022年4月に入社し、現在も働いています。
(働いている会社での新卒歓迎イベントの様子)
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北九州ではどんな仕事をされていますか?
スマホのアプリをつくっています。自分はandroidアプリの担当です。特にEC系が多く、スマホアプリを開発しています。
入社後3、4ヶ月後には事業部長とマンツーマンで、色々と教えてもらいつつ勉強しながら、この案件に携わっています。まだ新規アプリをつくれるほどのコーディング力は備わっていない段階から、勉強して成長するというのを見越した上で任せてもらえたので、ありがたいですね。
(出社時の仕事風景)
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北九州市に住んでみていかがですか?
地元ということもあり、移住に関して不安はあまりありませんでした。むしろ北九州市以外に行くと考えた方が不安が大きかったですね。
もともとは門司に住んでいたんですが、そのときから、時の流れがゆったりなのに、利便性は悪くないというところにすごく居心地の良さを感じていました。改めて住んでみても、やっぱり本当に住みやすい。一応地方都市ですが、困ることが本当にないというか、手に入らないものもあまりないし。公共の便がすごくいいから、いざ何か用事で県外に出るとなっても電車一本、新幹線一本で移動できることに利便性の良さをすごく感じています。
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お休みの日はどんな風に過ごしていますか?
趣味がカードゲームで遊ぶことなので、北九州にはカードゲームのお店が多いのが嬉しいです。小倉駅周辺に固まっているので、「1回とりあえず小倉駅行こう」って集まってから、買い物に行ったりカードで遊んだりというのがすごくしやすくて。週末はずっとカードゲームをしていますね。そういう文化も幅広く受け入れてくれているなと感じています。
『あるあるシティ』にもよく行きますが、北九州市はそういうカルチャーに目を付けたのも早かったなと思います。若者をいろんな方向から応援してるのがいいなと思います。
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北九州市に戻ってきて、改めて感じた魅力はありますか?
北九州は利便性がすごくいいなと。公共交通機関が整ってるのが個人的に良いなと感じていて、モノレールの沿線上に住んでいるのもあるのですが、モノレールで小倉の端から端まで行けて、一本で移動できる。バスでもあちこち細いところまで行けるので、買い物に出るとか博多まで移動するのもしやすいですし。公共交通機関で全部移動できるのがすごく便利だなという印象ですね。そこは他の都市にはない魅力かなと。
公共交通機関で安く、広い範囲まで移動できるというのは、学生時代もとても助かりました。
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北九州への移住を考えている方へのメッセージ
一言、「不安にならずに、1回来てみたらこの土地のあったかさはすぐに伝わると思うので、来てほしい」という気持ちですね。やっぱり北九州市って他県から見たら怖いイメージもあると思うんですけど、全然そんなことなくて。その怖いイメージは、それもある意味、若者も含めてこの活気の良さだと思うんです。あたたかさ、活気の良さも含めてすごく過ごしやすい環境だし、不安に思うことは全然ない。安心して、ぜひ一度来てみてください。